無題

Attention！
　この先実習の話をするので、刺激の強い話は文字反転してあります。そういうのに弱い方は絶対に反転させて読まないで下さい

　今週から薬理学実習が始まりました。薬理学実習は動物実験が多いので一寸大変です
　昨日は心機能を調べる実験を行いました。火曜日の腸管の収縮実験のときはTAの先生方が予め回腸を用意してくださったのですが、今回は鮮度が命ということで自分たちで解剖をすることになりました。先ず、ラットに麻酔をi.p.（腹腔内投与）し、正向反射が消失してから頚動脈をハサミで切断して放血死させました。i.p.を行ったのは薬理学の研究室に配属する友達で、とても手際が良かったです。頚動脈は別の友人が切ってくれたのですが、皮が厚かったのか、とても大変そうでした。『放血死』は、頚動脈を切断し、半ばお腹を押すようにして流水で血を洗い流す感じでした。そして慣れない手つきでお腹を開き、心臓を取り出そうとしたのですが、上行大動脈がどれだか分からず、結局TAの先生に切っていただきました。それから、摘出した心臓をランゲンドルフ灌流装置に取り付け、実験を行いました。心臓を取り出すのに多少私が手間取った性で拍動が弱まっていましたが、実験は行うことが出来たので、犠牲が少なく済んでよかったと思いました。14時から実験説明があり、その後直ぐに実験をスタートし、私たちの班は15時10分に全ての作業が終了しました。薬理学実習は時間がかかる、と聞いていたので、早く済んだことに吃驚しました


　で、今日は麻酔薬の実験を行ったのですが、その前の昼休みに、久しぶりに図書館へ行って、篠田真由美の建築探偵2冊と殊能将之の『ハサミ男』を借りてきました
　『ハサミ男』はもう文庫化もされている、第13回メフィスト賞受賞作で、映画化もされました。この作品をどのように映像化したのかとても気になって公式サイトへ行ってみたのですが、どうやら主人公が違うみたいで。他にも細部が異なる気がします。DVD見てみたいです
　…否々、私が言いたかったのは其処じゃなくて。『ハサミ男』はある連続殺人鬼の通称なのですが、彼（『男』なので、便宜的にこう呼びます）がどのように人を殺すのか。首にハサミを突き立てるのですよ…。先の実習がフラッシュバックして大分凹みましたorz

　お後が宜しいようで